下記中の遮蔽「率」の扱いはどうも奇妙。日本では遮蔽率=0.6なら、掛けるのは0.4ではないか。
・中西準子氏「チェルノブイリの移住基準は、外部被ばく線量5 mSv/年ではない」http://t.co/No8OtLYA97
@kazooooya @junkonakanishi1
— conAGW/proNuc (@conAGW_proNuc) 2014, 10月 28
本邦における "遮蔽率"の用語の使われ方が やや混乱しているようだ。そのため 中西氏も混乱したのではないか。
中西準子「http://t.co/No8OtLYA974)また、放射線の遮蔽率を0.5にしている。日本では0.4にしている。」とある。
"遮蔽率"が誤解をまねく というか誤用か。被曝低減係数 0.4 (地表汚染線源からの放射を木造家屋内で被爆する場合)
この "遮蔽率"は ここに掲げる用語としては適切でなさそうです。 0.4という数字は、IAEA技術文書1162http://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PubDetails.asp?pubId=5926にある被ばくの低減係数のことのようだ。ん?
IAEA Publications - Details
no title
おや?中西氏の雑感中でも "木造家屋内放射線が0.4"との内藤航の寄稿を引用してある。
雑感618-2012.12.11「福島の方へ:まず、自分の外部被ばく量を確かめたらどうだろう(提案)」
no title<特別寄稿>
外部被ばく線量推定の現状と課題 内藤 航
木造家屋内(遮蔽により放射線は40%になる)
とある。